男性アイドルや俳優を応援してるときにBL営業という単語を聞いたことはありませんか?
実際どのような意味なのか曖昧なので、簡単に解説します。
また、SNSでは批判的な意味で使われていることも多いため、この記事では「なぜ嫌われているのか」理由をSNSやネット上から集め10個紹介します。
BL営業はどのようなトラブルが想定されているのか、見ていきましょう。
BL営業とは

「BL営業」とは、主に アイドル・俳優・YouTuber・VTuberなどの男性同士が、BL(ボーイズラブ)的な要素を意図的に演出することで、ファンの関心を引いたり人気を獲得しようとする行為 を指します。
主に以下のような特徴があります。
BL営業の特徴
- 仲の良さをアピール:お互いに親密な関係性を強調する(例:「〇〇と一緒に寝た」「〇〇と手を繋いだ」など)。
- スキンシップ:ハグや肩を寄せる、手を握るなど、ボディタッチを多めにする。
- 意味深な発言や行動:「〇〇のことが好き」「付き合ってるみたい」など、BL的な関係を匂わせる発言。
- カップリング(CP)を意識する:ファンが喜ぶような関係性を演出し、特定の組み合わせを推す。
BL営業はどこで使われる?
すべてではありませんが、以下の業界や界隈で使われています。
- アイドル業界(ジャニーズなど)
- YouTube(男性コンビのYouTuberなど)
- VTuber界隈
- 2.5次元俳優・舞台俳優
BL営業に対する意見
- 肯定的な意見:「推しカップルが見られる」「仲が良さそうで微笑ましい」
- 否定的な意見:「ファンを釣るために演出しているだけ」「実際にはそんな関係ではないのに期待させるのはよくない」
要するに、 エンタメ業界で人気を得るための一種のマーケティング手法 ですね!
BL営業を嫌いな理由10選

BL営業を好む人もいる一方で嫌な気持ちになる人もいるようです。
この記事ではBL営業が嫌いと考えられている理由を10個見ていきます。
1. 商業的・計算的な演出に見える
BL営業が「売れるための戦略」として行われていると感じると、冷めるファンが多いようです。
本当に仲が良いわけではなく、あくまでファンサービスの一環として演じていると伝わると、心から楽しめなくなる人もいます。
例えば、以下のような意見があります。
- 「ビジネスとしてやっているだけで、本当に仲がいいわけではないのが見え見え」
- 「視聴者やファンを釣るための計算された演出で冷める」
- 「売れるためならなんでもする感じが好きじゃない」
このようなエピソードが流れると、一気に興ざめするファンも…。
「本当は仲良くないのにビジネスでやってるだけ」と思われるとファンの信頼を失うことに。
これが戦略的なBL営業を嫌いになる理由として考えられています。
2. LGBTQ+の文化を都合よく利用している
BL営業は、LGBTQ+の文化を軽視し、商業的に利用していると批判されることがあります。
本当に同性愛をテーマにしているわけではなく、あくまで売れるための演出に過ぎないと感じるファンもいるようです。
例えば…
- 「本当にBLが好きなわけでもなく、ただの商売道具にしているのが嫌」
- 「実際に同性愛の人がいるのに、それを”ネタ”にするのは軽視している感じがする」
- 「LGBTQ+の人々がリアルに抱える悩みや問題を無視して、ビジネスのために利用している」
実際のLGBTQ+コミュニティの課題や問題に触れず、単なるエンタメ要素として消費されることに不快感を抱く人もいます。
3. ファンの間で過剰な妄想・押し付けが起こる
BL営業が広がることで、一部のファンが本人たちの関係を勝手に決めつけてしまうこともあるようです。
「この二人は絶対に付き合っている!」といった過剰な妄想が加速し、リアルな異性関係まで干渉するファンが出てくることでファン同士が対立することも。
- 「ファンが『この二人は絶対付き合ってる!』と決めつけて、本人たちの関係性を勝手に作り上げるのが怖い」
- 「CP厨(カップリング好きの人)が暴走して、相手のリアルな異性関係を叩いたりする」
- 「本人たちはビジネスでやっているだけなのに、ファンが本気になってカップル扱いするのが痛い」
あくまで作品内の話だったり演出だったはずが、ファンの間で現実の話になってしまい本人たちが困惑することもあります。
俳優やアイドルに迷惑行為をしてしまう一部のファンに対する嫌悪も理由の一つでしょう。
4. 異性愛者のファンが疎外感を感じる
BL要素が強調されると、夢女子など一部のファンが応援しづらくなります。
「純粋に推しを応援したいだけなのに、BL要素が前面に出されると居心地が悪い」と感じるファンもいるでしょう。
- 「女性ファンが応援しにくくなる(女性アイドルと絡むと荒れるため)」
- 「男性ファンが楽しみにくいコンテンツになってしまう」
- 「純粋に推しを応援したいのに、BL的な要素ばかり強調されるのがしんどい」
BL営業に偏りすぎると、本来のファン層を狭めてしまう可能性があります。
5. 無理やり感があって寒い
BL営業に偏りすぎると、本来のファン層を狭めてしまう可能性があります。
実際に以下のような意見もSNSで見られます。
- 「わざとらしすぎて見ていられない」
- 「やらされている感が強いと、逆に冷める」
- 「男同士がベタベタしすぎていて、むしろ気持ち悪く感じる」
「自然な関係性」ではなく「作られた関係性」と感じると、楽しめないと感じる人もいるかもしれませんね。
6. 炎上のリスクがある
BL営業をしているのに、後から否定すると炎上することがあります。
女性との熱愛報道やファンに手を出したタレコミ投稿が炎上することも…。
「ずっとファンを煽っておいて、急に“ノーマルですよ”と言われると裏切られた気持ちになる」という意見もあります。
- 「普段BL営業をしているのに、急に”ノーマルですよ”みたいな発言をすると炎上する」
- 「ファンを煽るだけ煽っておいて、否定するとガッカリさせる」
- 「後から『あれは演出でした』と言われると裏切られた気持ちになる」
営業としてやるなら、後々の対応も考えないと逆効果になることがあるでしょう。
7. 恋愛感情がないのに期待させるのが残酷
本当に恋愛感情がないのに、ファンを期待させるのは良くないと考える意見もあります。
ファンの一部には「本当に付き合っている」と信じる人もいるため、事実を知ったときのショックが大きいですよね。
- 「実際に好きなわけではないのに、それを望むファンを煽るのは良くない」
- 「『この二人は付き合ってるの?』と信じてしまう人もいて、事実を知ったときにショックを受ける」
- 「いくら仲が良くても、本人たちにその気がないならBL的に見せる必要はない」
売れるための起爆剤として必要なのかもしれませんが、ファンの期待を無駄に煽ることはかえって傷つける結果になることもあるようです。
8. 本当に仲がいい関係を歪めてしまう
ビジネスのための演出が、リアルな友情や関係性を誤解させてしまう可能性があります。
俳優やアイドル達は親友としての関係なのに「恋愛感情がある」と思われてしまうことを心配されているようです。
- 「ビジネスBL営業のせいで、本当に仲の良い関係が誤解されてしまう」
- 「ただの親友なのに、『恋愛感情がある』と誤解されるのが嫌」
- 「仕事としてやっていると、リアルの友情にも影響を与えそう」
ビジネスBL営業が、自然な人間関係を歪めてしまう可能性は否定できません。
9. 他のコンテンツが影響を受けてしまう
BL営業ばかりが目立つと、本来の活動が軽視されてしまうことが懸念されています。
彼らの本業は俳優やアイドルです。しかしBL営業により「歌やダンス、演技よりもCPの話題ばかり注目される」といった事態になりがちに…。
- 「BL営業ばかり推されると、本来の活動(歌・ダンス・演技・トークなど)が軽視される」
- 「グループの活動よりもCPの話題ばかり注目されるのが残念」
- 「他のメンバーとの関係が薄れてしまう」
SNSにはコンテンツの本質が損なわれることを懸念するファンも多くいるようです。
10. 偏ったファン層になりやすい
BL営業を強調しすぎると、一部のファン層に偏ってしまうことが不安視されています。
「BL好きなファンばかりが集まり、他のファンが離れてしまう」という状況になりやすいようです。
- 「BLが好きな層ばかりが集まり、一般的なファンが減る」
- 「BL営業ばかりのコンテンツになると、苦手な人は離れてしまう」
- 「特定のファンに媚びすぎると、他のファンが置いてけぼりになる」
幅広いファンを大切にするなら、バランスを考えた運営が必要になるでしょう。
BL営業には人気を得るための戦略としての側面があるので、それが好きな人もいれば嫌いな人もいるという感じですね。
まとめ
BL営業とは?ファンから嫌いと考えられている理由10選 でした。
まとめると、
- BL営業とはアイドルや俳優などがビジネスで特に親しく見えるように仲良くすること
- ファンがBL営業を嫌う理由はビジネス臭がすることや炎上のリスクなど
以上です。

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