埼玉県飯能市で一家3人を殺害した斎藤淳容疑者、大学は芸術大学で映画を製作していたことがわかりました。
今回は斎藤容疑者が製作していた「ギフト」の内容と映画の製作が中止になった理由について調査してみました。
斎藤淳が芸術大学に入った理由は映画製作?
斎藤淳容疑者が芸術大学に入った理由は「映像に関する仕事がしたい」という本人の希望でした。
斎藤容疑者の父親が映画が好きで、高校生あたりからその影響を受けたようです。
私も映画が好きで、家には古い名作のDVDやビデオが置いてありました。
出典:https://shueisha.online/newstopics/90645?page=2
高校生くらいの時から、淳がそれらを自分の部屋に持っていって見るようになりました。
映画監督になりたいという話を聞いたことはありませんが、映画は好きでしたね。
サスペンスやアクションやホラーなどは好まず、ヒューマンドラマを好んで見ていました
斎藤容疑者の出身高校は私立ということ以外は詳細不明ですが、
映画に興味を持った斎藤容疑者は埼玉から離れて大阪の大阪芸術大学に進学しました。
大阪芸術大学では以下の著名な映画監督を輩出しています。
- 庵野秀明
- 熊切和嘉
- 山本浩司
- 石井裕也
- 山下敦弘
- 橋口亮輔
新世紀エヴァンゲリオンやシン・ゴジラなどで有名な庵野監督が
在籍していた映画監督には憧れの大学のようです。
大阪芸術大学芸術学部の偏差値は調べたところ43~52位でした。
映画監督以外にも俳優の古田新太さん、漫画家のあずまきよひこさんなど
様々な分野で活躍している方が在籍していました。
斎藤淳の製作していた映画「ギフト」の内容とは?
斎藤淳容疑者が製作していた「ギフト」の制作ブログより、あらすじを紹介します。
■あらすじ
出典:https://co2kikaku3.exblog.jp/7408592/
家具屋で働く男AはHIV陽性の告知を受ける。家族には打ち明けられなかったが、
友人の瀬戸にはそれを打ち明けることが出来た。彼は病気のこと、好きな女性がいることを話した。
瀬戸はアクセサリー職人を目指して日々作品の制作に励んでいる。手は動かし続けるものの、
作品はなかなかあるべき姿には近づかない。彼は同棲している里紗と一緒に男Bのラジオを聞く。
男BはゲイでラジオのDJで、最近恋人よりも仕事を選んだ。だがディレクタ—の村上が連れてきたのは
さつきという新番組のパーソナリティだ。ビルの壁面には大きな彼女が微笑んでいる。彼の放送は終了するのだ。
2007年当時製作していた「ギフト」は
ある男性Aが荒れた生活の中でHIVに感染した女性と一夜を共にし
自身もHIV陽性になってしまうところから話が展開していく群像劇作品です。
主要キャスト
- HIV要請になってしまった男A
- ラジオDJでゲイの男B
- 男Aの友人でアクセサリー職人志望の瀬戸陽介
- バレエダンサー黒髪の女
以上の4人が中心となって物語が展開されていく予定でした。
「ギフト」はなぜ製作中止になった?
斎藤淳容疑者は自主製作映画「ギフト」の撮影を2008年1月8日にクランクアップしました。
しかし斎藤容疑者の知り合いの方によると編集中に音信不通になってしまい、
そのままギフトは未完の作品となってしまったようです。
当時自宅まで2回も説得に行った方はあの作品(ギフト)で「つまずいた」と表現していましたが、
詳しい製作中止理由までは読み取れませんでした。
編集するうえで斎藤容疑者の納得できる作品を作ることができなかったのでしょうか?
斎藤淳容疑者はギフト以前に2005年に発表した「手紙」という作品が高く評価されており、
複数の賞を受賞していました。
『手紙』2005 16mm 16min
出典:https://co2kikaku3.exblog.jp/7408592/
仙台短編映画祭2005「新しい才能プログラム」上映
TIROL Short Film Contest審査員特別賞
第3回シネアスト・オーガニゼーション ・大阪エキシビジョンオープンコンペ部門最優秀賞
以前の作品を評価をされているだけに注目されてしまい、自分を追い込みすぎてしまった可能性も考えられますね。
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まとめ
斎藤淳が芸術大学に作った「ギフト」の映画内容と製作中止の理由は? でした。
まとめると、
- 斎藤淳容疑者は映画好きなことが高じて映画製作に興味を持ち大阪芸術大学に入学した可能性が高い
- 斎藤淳容疑者の制作していた作品「ギフト」はHIV陽性者になったある男性の話
- 斎藤淳容疑者が「ギフト」を製作中止した理由は不明、編集中に何かあった可能性がある
以上です。
ではまた。
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